拭くシルクフクシルク

＜城端の絹織物＞ 城端に絹織物が伝えられたのは、今から約450年前にといわれている。養蚕が盛んだった山間部の五箇山地域から生糸が持ち込まれ、城端で絹織物となり、京都や江戸に「加賀絹」として運ばれました。江戸時代には、住民の半数以上が絹織物に関わり、町のいたる所で機織りの音が響き、大いに栄えていました。 絹織物の産地として栄えた城端ですが、2020年に城端絹織物を製造するのは「松井機業場」が最後の一軒となった。長年培われてきた技術をより多くの人に伝え、身近な存在として寄り添ってもらえる商品を作りたいという思いから生まれた商品の一つが「拭くシルク」です。