
7月10日、この日は「なんとの日」という特別な日。
南砺から選りすぐりの品々が、豪華なフランス料理へと生まれ変わりました。
富山エクセルホテル東急さまでは、富山県内の特定地域や食材にスポットを当てた一夜限りのディナーイベント「TOYAMA MATERIAL 富れんちの晩餐」を毎年開催しています。
今年は2年連続南砺市が選ばれ、イベントタイトルは「TOYAMA MATERIAL 富れんちの晩餐 〜土徳の地 南砺からの恵み〜」。
南砺で採れた食材が、一流の料理人の手でフランス料理に生まれ変わる。そんな贅沢な晩餐会に参加してきました。南砺の食材が豪華なフランス料理に変わることに驚愕し、誇らしい気持ちになりました。今回、その夜のことを、できるだけそのままお伝えしたいと思います。
「人がいい、自然がいい、食がいい」

富山エクセルホテル東急さまの企画を担当される方も、料理人、支配人も、みなさま南砺への熱い想いを持っていらっしゃるのが伝わってきました。定期的に南砺まで足を運んで、生産者に直接会いに行っています。
「人がいい、自然がいい、食がいい」
何度もおっしゃっているのを聞いて、外から来た方にここまで言ってもらえる南砺って、豊かで恵まれた土地なんだなと、あらためて実感しました。料理を通して、その地域の風土や人となりまで伝えようとする。この晩餐会は、そんな想いが形になったものなんだと思います。
フランス料理を通じて「生産者と参加者をつなぐ」
ホテル側のご厚意で、実際に食材を育てている生産者たちやイベントに関わった地域おこし協力隊が晩餐会に招待されました。




今回は特別に、生産者さんから食材のご紹介だけでなく、食への想いも熱く語っていただきました。
杉苗屋源四郎農場の河合さんは、干し柿とりゅふについて、お客さまに直接語りかけていました。窪田農産の窪田さんも、ドライフルーツにまつわる想いのこもった言葉を届けていて、そのスピーチには思わず引き込まれるような説得力がありました。
会場を沸かせた生はちみつ搾りパフォーマンス


晩餐会で特に印象的だったのは、Honey&Cottonさまの生はちみつ搾りパフォーマンスでした。
衛生管理体制のもとで搾りたての新鮮なはちみつが、お客さまの料理にとろりとかけられていきます。食べる直前に「採れたて」を見せてもらえるなんて、めったにない貴重な経験でした。
一皿ごとに南砺が詰まった料理
料理はどれも、南砺の食材をふんだんに使ったものばかりでした。

素敵なディナーの始まりアミューズ・ブーシュ~南砺からの恵み~
スペイン産ハモンセラーノに、ドメーヌ・ボーの白ワインでマリネした季節のフルーツを合わせました。 杉苗屋源四郎農場の干し柿と干し芋、成政酒造の日本酒と窪田農産の林檎のジュレ、Honey & Cottonの生はちみつを添え、フラワーンダフル千華園のエディブルフラワーで仕上げました。

昆布〆にしたのどぐろの炙り焼き フランス産キャビアと白海老のコンソメ仕立て
昆布〆にしたのどぐろを香ばしく炙り、フランス産キャビアと白海老のコンソメスープをあわせました。 越中利賀村の清流素麺と、カナモリファームのズッキーニのサラダ、杉苗屋源四郎農場の紫甘とうとフラワーンダフル千華園のエディブルフラワーを添えました。

鴨胸肉のキャラメリゼにフォアグラのポワレ 玄米とトリュフのリゾット
Honey & Cotton の生はちみつでキャラメリゼした鴨胸肉にフォアグラを添えました。 同園の無農薬栽培こしひかり玄米と、カナモリファームのとうもろこしを合わせたリゾットととうもろこしのポタージュスープとともにお楽しみください。


富山湾でとれた甘鯛の鱗焼き プロヴァンス風
成政酒造の酒粕で風味豊かにマリネした甘鯛の鱗焼き。 カナモリファームの夏野菜の重ね焼きを合わせ、 ドメーヌ・ボーの白ワインを使用したサフランのブールブランソースでお召し上がりください。

和牛フィレ肉のロースト 芳醇な赤ワインソース
和牛フィレ肉をローストしました。ドメーヌ・ボーの赤ワインで仕立てた芳醇な赤ワインソースとカナモリファーム、杉苗屋源四郎農場の旬の野菜を添えてお召し上がりください。

南砺の米粉を使用した米粉パンとオリジナルバター
神田農園の農薬不使用のこしひかりを製粉した米粉パン。
成政酒造の酒粕が入ったハーブバターまたは、ドメーヌ・ボーの赤ワインを使用したバターをつけてお召し上がりください。


なんと!美味しい果実のクラフティ
杉苗屋源四郎農場の干し柿と干し芋をたっぷりと加えて焼き上げました。 成政酒造の酒粕で仕込んだアイスクリーム、Honey&Cotton の生はちみつ、窪田農産の林檎チップ、フラワーンダフル千華園のエディブルフラワーで華やかに彩りました。

小菓子
窪田農産の富山県産米粉を使用したスノーボールとフロランタン、杉苗屋源四郎農場の干し柿とりゅふをご用意いたしました。
南砺の食をご自宅でも
晩餐会終了後、正直「もっと南砺のことを知りたい」という気持ちをもっているお客様がたくさんいらっしゃいました。「晩餐会で提供されてる食材どこで買えるの?」というお声がありました。
特別な晩餐会で感動した味を、ご自宅の食卓でもう一度楽しんでみる。そんな小さな一歩から、南砺との縁がはじまるのかもしれません。
文:南砺市地域おこし協力隊 地域資源活用担当 奥崎将大
