ジューシーな「なんとソーセージ」 おいしさの秘訣

2020.8.1

「なんとポーク」代表取締役の花島さん 

南砺市井口(いのくち)地区にある、なんとポークの生産工場を見学に行ってきました。
(株)なんとポークでは、南砺産の豚肉を使ったソーセージ、ベーコン、ベリーハムなどを製造されています。
来月からスタートする『南砺の逸品』新企画のセット商品(ギフトボックス)で、「城端麦酒」と一緒に詰め合わせるおつまみの一品に、なんとポークのソーセージをセレクトしました。そこで、地元で人気の、なんとポークのおいしさの秘訣を探りに、代表取締役の花島さんにお話しを伺ってきました。

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工場に到着すると、花島さんがさっそく、「なんとソーセージ」の製造現場を見せてくれました。

《なんとソーセージの製造工程》

  1. 南砺産の豚肉を挽く
    [増量剤など“つなぎ”を使わない100%南砺産の豚肉を使用し粗挽きに]
  2. 挽いた豚肉と調味料を混ぜ合わせる
    [5種の異なる風味のスパイス等を加える 玉ねぎなど地元産原料を使用]
  3. 腸詰め
    [天然羊腸にあら挽き肉を手作業で詰めていく]
  4. 燻製して、更に熱を加える
    [桜の木のチップスを使ってじっくり燻製]
  5. 冷ましてから袋詰めしてできあがり

「行程の中で一番気を遣うのは、腸詰めの作業です」と、製造責任者の坪田さん。天然の腸を使っているので、太さや厚み、伸び方がそれぞれ違い、微妙な感触の違いを掴まないと、長さがバラバラになったり、破れてしまうので、緊張する作業だそうです。
「うちの商品の味は、熟練の作業員の腕にかかっているんですよ」と、花島さん。製造工程を知ると、人の手で丁寧に、手間暇をかけて作っている商品ということがよく分かりました。

そして、なんとポークのおいしさの大きな秘訣は、豚の飼料にこだわっていることです。その飼料とは、「柿の皮」です。契約している養豚農家さんの選び抜かれた豚にだけ、この柿の皮の飼料を与えています。
栄養価が高いことが特徴で、農家さんから、「柿の皮を食べさせている豚は、健康で良く育つので、1週間ほど早く出荷できる」と言われるそうです。

今から10年前、南砺市の特徴のある商品を作ろうと、農林水産省による6次産業化事業の認定を受け始まった(株)なんとポーク。南砺は、もともと富山県では有数の豚の産地であり、三社柿を使った干し柿が全国的に有名な土地柄です。南砺産の豚を特産品にするために、柿の皮を活用してみたら良いのでは!というアイデアが浮かび、「ゼロ」から取り組みをスタートすることに。柿の皮を飼料化するまでに、試行錯誤の長い期間を経て、実現することができたそうです。


柿の皮には、ポリフェノールとビタミンCが多く含まれているので、豚が健康に育ちます。「うちの豚は油身がおいしいんですよ!」と、笑顔で言われる花島さん。
なんとソーセージを食べると、ジワッと出てくる肉汁にやさしい甘味と旨味を感じます。豚の飼料作りから飼育、製造までのこだわりと丁寧な手しごと、そして作り手の愛情がジューシーなソーセージのおいしさの秘訣なんだなぁと感じた取材でした。

☆☆ ビールのお供に♪ なんとソーセージ ☆☆
「プレーン」「たまねぎ」「ピリ辛」「バジル」「ブラックペッパー」5種類もあるなんとソーセージは、どれも個性ある味わいで美味しいのですが、ビールのお供には、「ブラックペッパー」「ピリ辛」が人気とのこと。ちなみに、花島さんは、ソーセージ+日本酒派だそうです。なんとソーセージは何にでも合います!

▼なんとポークの「なんとソーセージ」商品はチラ